Kindle著書発売中!【ミリアと仲良くなる方法】

仕事でミスした夜にぐるぐるしないための、感情と事実を分ける3ステップメモ

仕事でミスした後の夜、自宅デスクでノートに3ステップの振り返りメモを書き込む若い男性。温かなデスクライトに照らされ、落ち込みながらも気持ちを立て直そうとしている様子を切り取った横長ポートレート。 A young Japanese man sits at his desk at night, writing a three step reflection memo after a mistake at work, warm lamplight softening his tired yet quietly recovering expression in a wide horizontal portrait.

仕事でミスをした夜。
家に帰って、シャワーを浴びて、ベッドに横になっても、頭の中では同じシーンが何度も再生される。

「あのときちゃんと確認していれば」
「なんであんなこともできなかったんだろう」

こういう夜って、本当にしんどいですよね。

先に結論を言うと、
頭の中でぐるぐる考え続けるよりも、5分だけ手を動かして
感情と事実を分けてメモにしてしまった方が、心はだいぶラクになります。

ここからは、ぼくが提案したい
「感情と事実を分ける3ステップメモ」のやり方を、ゆっくり整理していきます。

この記事を書いた人
REI

REI

REI|のらクリエイター・のら主人公

・AI構文・検索最適化・感情設計に精通し、“言葉と構造”で時代を翻訳するクリエイターです。

Kindle著書発売中!『ミリアと仲良くなる方法: REIの魔導手帳に綴られた記録

ともしびの断章 Vol.1──火種を灯す言葉たち

・Webメディア運営14年目

・創作と成長が仕事で生きがい

・自信を積み上げる人生ゲーム

・モチベーションが基本満タンで利子があふれてます

・自由が大好き、ストイックが得意技

・世界中の大図書館を束ねたようなAIの進歩に日々触れ、検索・要約・比較を駆使して知を磨いています。

・AIを活用し、サクラや不透明なレビューを丁寧にチェック。あなたの選択が信頼と安心に包まれるよう、見えないところで整えています。

・I am a Japanese creator.

なぜミスした夜は、自分を責めすぎてしまうのか

帰り道とベッドの中で始まる「ミスのリプレイ」

ミスをした日の夜ほど、静かな時間が味方になってくれない日もありません。

電車の窓に映る自分の顔をぼんやり見ながら、
さっきの会議のシーンが何度もよみがえる。

布団に入って部屋の明かりを消した瞬間、
上司の表情や同僚の沈黙が、そのまま脳内上映会の再生ボタンになります。

このとき、頭の中で起きているのはだいたいこんな流れです。

  • ミスした場面を思い出す
  • そのときの恥ずかしさや悔しさが、また体に戻ってくる
  • 「自分って本当にダメだな」という言葉が自動で出てくる

事実を思い出しているつもりが、
気づくと「人格のダメ出し」にすり替わっている。

これが、夜のぐるぐるの正体にかなり近いです。

反省と自己否定がごちゃまぜになっている

本当は、ミスから学びたいだけなんです。

  • 次は同じ失敗をしたくない
  • ちゃんと成長したい
  • 信頼を取り戻したい

だから「今日のこと、ちゃんと振り返らなきゃ」と思う。
真面目な人ほど、その気持ちは強いはずです。

でも、頭の中だけで振り返ろうとすると、
こんな混ざり方をしがちです。

  • 事実:17時のクライアントメールへの返信を忘れた
  • 解釈:社会人としてありえないレベルだ
  • 結論:自分は仕事に向いていない

本来は「どうすれば忘れにくくなるか」を考えたいのに、
いつの間にか「自分の価値」の話になってしまう。

この「事実」と「自分の価値」がくっついた状態が、
自分を責めすぎてしまう原因の一つです。

自分を責めすぎないための前提:「感情」と「事実」を分けてみる

「つらい」は間違っていない感情だと認める

まず、大事なことを一つ。

ミスをして落ち込むのは、当たり前です。
恥ずかしい、悔しい、情けない。
こういう感情そのものは、間違っていません。

ここを無理やりポジティブにふたをしようとすると、
「ちゃんと反省してないんじゃないか」と
自分への不信感が生まれてしまいます。

なので最初の前提は、これです。

  • つらい感情が出てくるのは自然なこと
  • その感情を、いったん紙の上で受け止めてあげる

感情をメモに出すのは、甘えでも言い訳でもなくて、
心の負荷を少し下げるための作業です。

「起きたこと」を中立な言葉にしてみる

次に扱いたいのが、「事実」の方です。

ここでいう事実は、
「誰がいつどこで何をしたか」という、できるだけ中立な情報。

たとえば、

  • 悪い例
     「大事な仕事をぐちゃぐちゃにした」
  • 事実に近づけた例
     「17時締切のクライアントメールの返信を、18時半まで忘れていた」

このくらいまで分けて書いてあげると、
「どこを直せばいいか」が見える余地が出てきます。

感情と事実を同じ場所に置いていると、
「自分が悪い」としか見えません。

それを、「何がどう起きたのか」に分けていく。
この切り分けが、3ステップメモの土台になります。

感情と事実を分ける3ステップメモの全体像

3ステップメモは、こんな順番で書きます。

  1. 感情を書くゾーン
  2. 事実を書くゾーン
  3. 明日の一手を書くゾーン

ざっくり言い換えると、

  • 今の気持ちをそのまま出す
  • 起きた出来事だけを整理する
  • 次に同じ状況になったときの「一つの行動」を決める

これだけです。

ノートでもスマホでも、メモアプリでもいいので、
新しいページを開いて、こんな感じで区切ります。

  • 感情
  • 事実
  • 明日の一手

それぞれに2〜3行ずつ書ければ十分。
全部書けなくても、1行だけでもOKです。

ステップ別の書き方サンプルと、よくあるつまずき

ステップ1:感情を書くゾーン(心の声ゾーン)

ここは、きれいに書かなくて大丈夫です。

  • 情けない
  • 逃げたい
  • 思い出すだけで胃が痛い

こういう言葉も、そのまま書いていいゾーンです。

例を一つ。

感情

  • 本当に情けない
  • あの沈黙を思い出すと、まだ顔が熱くなる
  • 明日会社に行くのが少し怖い

ポイントは、
「自分はダメだ」ではなく「今はこう感じている」にすること。

× 自分は仕事ができない
〇 今日は仕事がうまく回らなかった気がする

感情は丸ごと否定せず、
「今の自分の状態」を写すイメージで書きます。

ステップ2:事実を書くゾーン(出来事ゾーン)

次に、事実だけを書きます。

例:

事実

  • 17時締切のクライアントメールの返信を忘れていた
  • 16時半の時点で、別の資料作成に集中していた
  • 18時半に相手からリマインドメールが来て、慌てて返信した

ここでは、

  • 「最悪」「ひどい」などの評価の言葉を入れない
  • できるだけ時間や行動ベースで書く

ことを意識します。

× 大事なメールを完全にぐちゃぐちゃにしてしまった
〇 返信内容の文面は問題なかったが、送信時間が1時間半遅れた

こうして事実を切り出すと、
「ダメな自分」ではなく、「改善できるポイント」がだんだん見えてきます。

ステップ3:明日の一手を書くゾーン(アクションゾーン)

最後に、明日の一手を1つだけ書きます。

ここは、小さくていいです。

例:

明日の一手

  • 16時の時点で、その日締切のメールを全部チェックする時間を5分とる
  • すぐ対応できないメールには「あとで返信する」フラグをつける
  • 緊急度の高い案件だけ、紙の付箋にも一つ書き出す

「もう二度と同じミスをしない」と書くよりも、

  • 時間
  • 場所
  • 行動

が具体的なレベルまで落とした方が、実際に動きやすくなります。

紙とスマホ、どちらで書くか迷うときのチェック表

3ステップメモは、紙でもスマホでも構いません。
とはいえ、迷っているうちにやらなくなるのももったいないので、
ざっくり判定できるチェック表を置いておきます。

自分に合うメモの形チェック表

以下の項目で「あ、当てはまるかも」が多い方を選んでみてください。

Aタイプ(紙ノート向き)

  • 手を動かすと少し落ち着く
  • 書くときに、スマホ通知に邪魔されたくない
  • ベッドに入る前に、机やテーブルで振り返る時間をとれそう
  • 書いた文字を見返すと、気持ちが整理されやすい

Bタイプ(スマホメモ向き)

  • 帰りの電車やベッドの中など、その場でサッと書きたい
  • ノートを持ち歩く習慣はあまりない
  • メモアプリを普段からよく使っている
  • 過去のメモを検索したり、タグでまとめたい

どちらにも当てはまる場合は、
「今夜いちばん気楽に開けそうな方」を選べばOKです。

「頭の中で反省するだけ」と「3ステップメモ」の違い

イメージしやすいように、
何もしない夜と、3ステップメモを書いた夜の違いを並べてみます。

項目頭の中だけで反省する夜3ステップメモを書く夜
夜の気持ち同じシーンが何度も再生されて、自己否定が強まるつらさは残るが、「ここまでは整理できた」という感覚が残る
眠りにつくまでの時間長くなりがち。スマホを見てさらに遅くなるメモを書いたあとは、少し呼吸が落ち着き、寝る準備に入りやすい
翌朝の最初の思考「昨日やらかしたなあ…」からスタート「昨日こう書いたし、今日はここからやろう」に切り替えやすい
同じミスへの向き合い方「またやった」の自己否定で終わりがち「前と同じかどうか」をメモを見ながら確認できる
自分への言葉のトーン「なんでこんなこともできない」「ミスはしたけど、次はこうしてみよう」に寄っていく

メモを書いたからといって、
ミスがなかったことにはなりません。

それでも、
「自分へのダメージの残り方」は、はっきり変えられます。

Q&A:ミスの振り返りがつらすぎるときに

Q1. ミスを振り返ると、自分を責める言葉ばかり出てきます

A. まずはその状態が「普通に起こりやすい」と知っておいてほしいです。

いきなり3ステップ全部を書こうとせず、
その日はステップ1の「感情ゾーン」だけでも大丈夫です。

  • 「情けない」
  • 「消えたい」
  • 「またやってしまった」

こういう言葉を、そのまま紙に出すだけでも、
頭の中で一人反省会を続けるより、少しだけ落ち着けます。

慣れてきたら、
「じゃあ、何が起きたんだっけ」とステップ2を1行足すくらいに進めていきましょう。

Q2. 大きなミスをした日は、ペンを持つ気力もありません

A. そういう日は、本当に無理をしなくて大丈夫です。

大きなミスの直後は、
感情の波が高すぎて、冷静な振り返りどころではなかったりします。

その場合は、「タイトルだけメモ」でも構いません。

  • 日付と
  • 「今日の件、落ち着いたら振り返る」の一行

これを書いておくだけでも、
「ちゃんと向き合うつもりはある」と自分に約束できます。

振り返りの本番は、
すこし時間がたって心拍が落ち着いてからでも遅くありません。

Q3. 上司に責められた言葉が頭から離れません

A. 上司の言葉と、自分の本音を分けて書くのがおすすめです。

メモにスペースを二つ作って、

  • 上司の言葉
  • 自分の気持ち

と分けて書いてみます。

上司の言葉

  • 「こんなの基本だろ」
  • 「なんで確認しなかったの」

自分の気持ち

  • 確かに基本なんだけど、あの状況だと他にも優先があった
  • 次は確認のタイミングを先に決めておきたい

こうすると、「言われた言葉全部=真実」ではなく、
自分なりの解釈や次の一手を見つけやすくなります。

まとめ:ミスは残る。でも、自分へのダメージは変えられる

仕事でミスをした夜、
心の中では「消えてしまいたい」と思うくらい落ち込むことがあります。

その気持ちを否定する必要はありません。
むしろ、そのくらいちゃんと向き合っている証拠でもあります。

ただ、

  • 何度も同じシーンを再生して
  • 自分を責めて
  • 眠れないまま次の日を迎えて

このループが続くと、
心も体も、少しずつ削られていきます。

そこで、今日の提案はひとつです。

ミスした夜には、
頭の中だけで反省するのではなく、

  • 感情
  • 事実
  • 明日の一手

この3つを、3ステップメモとして外に出してみること。

全部を完璧に書く必要はなくて、
「1行ずつ」から始めても大丈夫です。

今夜、もし少しだけエネルギーが残っているなら、
こんなフォーマットをそのまま使ってみてください。

感情

  • 今日は〇〇でミスして、まだ心がざわざわしている

事実

  • △時に、××の対応を忘れた

明日の一手

  • 明日は□時に、同じ種類の対応がないか5分だけ見直す

ミスが消えるわけではありません。
それでも、「ミスした自分」を丸ごと否定せずに、
少しだけ優しく明日にバトンを渡せるはずです。

次に同じような夜がきたら、
そのときは、3ステップメモをそっと思い出してあげてください。

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