目次
自分の人生に集中すると何が変わるのか
朝、目覚ましを止めたあと、そのままスマホを開いてタイムラインを眺めていると、まだ布団の中なのに一日分くらい疲れてしまうことがありますよね。
成功した誰かの投稿、充実している誰かの休日、頑張っている誰かの報告。
自分はまだ何もしていないのに、もう置いていかれた気がしてしまう。
ベッドの上なのに、心だけは誰かの仕事部屋やリビングに連れ出されている。
そんな状態が続くと、「自分の人生」という感覚は、どんどん薄くなっていきます。
ぼくは、自分の人生に集中するというのは、場所を変えることでも、能力を盛ることでもなく、ピントを自分に戻すことだと考えています。
世界の景色そのものが急に入れ替わるわけではありません。
同じ通勤電車、同じデスク、同じ部屋なのに、そこに貼り付けている意味や物語が静かに変わっていきます。
たとえば、上司の顔色をうかがいながら残業していた頃のぼくにとって、オフィスは「怒られないように耐える場所」でした。
でも、自分の人生に集中する方向に少しずつ舵を切り始めたとき、そのオフィスは「数年後に抜け出すための技術と経験を回収する場所」に変わりました。
壁の色も、照明も、机も同じなのに、景色の温度が変わる。
この温度差が、自分の人生に集中しているかどうかのサインになっていきます。
自分の人生に集中するとは、
何をしているかよりも、何のためにそれをしているかを、自分の言葉で説明できる状態です。
他人から与えられた理由ではなく、
「いまの自分は、こういう未来のために、ここでこの一歩を踏んでいる」と、心の中で静かに言い直せるかどうか。
その一言が変わるだけで、同じ作業でも疲れ方が変わります。
同時に、自分の人生に集中するとき、一気にすべてを切り替える必要はありません。
いまの生活を壊してゼロからやり直す、という話ではないからです。
むしろ、いまある日常の中で、ピントを合わせ直すポイントを少しずつ増やしていくイメージに近いです。
朝の10分、通勤の5分、寝る前の数分。
その小さな時間に、自分の人生のためだけの問いや行動を差し込んでいくと、景色がじわじわ変わり始めます。
そして、他人軸から離れると、一番先に変わるのは自分への視線です。
「またできなかった」「あの人に比べて遅い」という採点モードから、
「きょうはここまで進めた」「ここまではよくやった」という観察モードにシフトしていきます。
採点ばかりしていると、どんな景色も減点対象に見えてきます。
観察に切り替えると、同じ景色の中に、少しずつ「進んでいるところ」が見えるようになります。
このあとの章では、
いまの自分のピントがどこに合っているのか、
他人軸と自分軸では景色がどう違って見えるのか、
そして、実際にどこから変えていけばいいのかを、具体的に一緒にほどいていきます。
いまの自分のピントを知るチェック表
自分の人生に集中すると言っても、いきなり完璧に切り替える必要はありません。
まずは、いまの自分のピントがどこに合っているかを、ざっくり知っておくところからで大丈夫です。
朝、スマホを手に取った瞬間から、夜布団に潜り込むまで。
一日の中で、自分の意識が「自分」に向いている時間と、「他人」に向いている時間の割合は、どれくらいでしょうか。
もちろん、正確に測る必要はありません。
ここでは、直近1週間くらいの自分を思い浮かべながら、「そういうこと、あるな」と感じたら心の中でチェックを入れてみてください。
| 項目 | 当てはまるか |
|---|---|
| 朝、スマホを開いた最初の10分で、自分の予定より先に他人の投稿やニュースを見ている | |
| 1日の終わりに、「自分がどうしたかったか」より「人からどう見られたか」を先に思い返している | |
| 気づくと、他人のキャリアや生活水準と自分を比べて、やる気よりも虚しさのほうが強くなっている | |
| 帰宅後の1時間以上が、「なんとなくSNSや動画を眺めている時間」で埋まっている | |
| 苦手な誘いや会に対して、「断ったらどう思われるか」が頭を占めてしまう | |
| 自分のためにやりたいことを思いついても、「自分なんかがやっても」と考えてしまい、動けない | |
| 寝る前に「今日、自分の人生のために何か一つでもやれた」と感じる日が、週に2日以下である |
ここで大事なのは、点数をつけて落ち込むことではなく、傾向を知ることです。
チェックが多いほど、いまは他人の時間や評価に意識が引っ張られやすい状態にある、とやさしく捉えてみてください。
たとえば、
- 朝と夜に関する項目に多くチェックがつくなら
→ 一日の入口と出口で他人軸が強くなりやすい人。 - 仕事や人間関係の項目に多くチェックがつくなら
→ 日中の関わり方の中で他人軸が濃くなる人。
そんなふうに、自分のクセを知るだけでも、少し景色が客観的に見えてきます。
ここで、ざっくりとした目安も置いておきます。
- チェックが0〜2個
→ すでに自分の人生に意識を向ける時間が一定量ある状態です。さらに磨きたい部分を、このあとの章で探していくイメージになります。 - チェックが3〜5個
→ 他人軸と自分軸が混ざり合っている状態です。少し整えるだけで、景色の濁りがほどけていきやすいゾーンです。 - チェックが6〜7個
→ 意識の多くを他人に明け渡してしまっている状態です。ここからは、「やることを増やす」のではなく、「やめることを一つ決める」だけでも、大きな変化につながります。
ここまで読めたら、ひとまず
いまの自分は、他人軸寄りになりやすいタイミングがどこか
を、なんとなくでいいので心の中で言葉にしてみてください。
朝、夜、仕事中、特定の人と話すとき。
その一言が、この先の章で選択肢を決めるときの小さなコンパスになっていきます。
他人の人生に生きるとどうなるか 自分の人生に集中するとどう変わるか(比較表)
「他人軸から離れよう」と頭で分かっていても、実際どのくらい違いが出るのかが見えないと、行動は変えにくいですよね。
そこで一度、他人の人生を基準に生き続ける場合と、自分の人生に集中した場合の違いを、いくつかの観点で並べてみます。
完璧にどちらか一方だけ、という人はいません。
多くの人は、この表の間を行ったり来たりしながら暮らしています。
そのうえで、「自分はどの列にいる時間が長いかな」と眺めてもらえたら嬉しいです。
| 観点 | 他人軸で生きる毎日 | 自分の人生に集中する毎日 |
|---|---|---|
| 時間の使い方 | 他人の予定や期待を優先し、自分のやりたいことは後回しになりがち | 自分が大事にしたい時間帯や作業を先に確保し、そのうえで他人との予定を調整する |
| 感情の中心 | 焦り、不安、自己否定がベースになり、安心感は一時的 | 不安はあっても、自分の選択に納得している感覚がベースにあり、安心がじわじわ増えていく |
| 人間関係 | 嫌われないように、を優先し、合わせすぎて疲れやすい | お互いの人生を尊重できるかで距離感を決め、少数でも深く安心できる関係が増える |
| 判断基準 | 世間の普通や周りの成功例が正解になり、自分の感覚が後ろに下がる | 自分の価値観や大事にしたいものを基準にし、参考として他人の例を見る |
| 身体の反応 | 眠る前に心がざわつき、起きた瞬間からどっと疲れている日が多い | 夜に少しホッとできる時間が増え、朝起きたときの重さが少しずつ軽くなる |
| 長期的な変化 | 何も変わっていないという感覚が強まり、やる気を出すハードルが上がっていく | 小さな変化に気づきやすくなり、まだ途中だけど前よりは進んでいると感じやすくなる |
表を眺めていて、「全部、自分は左側だ」と感じても大丈夫です。
それは、ここから右側へ少しずつピントを動かす余地がたくさんあるということでもあります。
たとえば、時間の使い方の段。
他人軸のときは、「誘われたから」「頼まれたから」で埋まっていく。
自分軸に寄っていくと、「ここだけは自分の時間にする」という一枠を先に押さえるようになります。
人間関係の段もそうです。
他人軸が強いときは、「嫌われないこと」が最優先になり、誰といても本音が出づらくなります。
自分の人生に集中し始めると、「この人と一緒にいるときの自分は好きか」を基準に、距離感を少しずつ調整していくようになります。
表の右側の生き方は、特別な人だけのものではありません。
大きな決断をしなくても、日常の小さな選び直しを積み重ねることで、誰でも少しずつ寄っていけるゾーンです。
ここから先は、そのために必要な視点を、三つのレイヤーに分けて見ていきます。
自分の人生に集中する3つのレイヤー
自分の人生に集中しようとするとき、「全部いきなり変えなきゃ」と思うと苦しくなります。
そこで、一度シンプルに三つに分けて考えてみたいです。
- 行動のレイヤー
- 心のレイヤー
- 環境のレイヤー
順番はどこからでもかまいません。
自分が動かしやすいところから触っていくのが、一番現実的でやさしい始め方です。
行動のレイヤー 何を増やすかではなく何を減らすか
多くの人がつまずくポイントの一つが、
「自分の人生に集中しよう」→「新しい習慣を足そう」と考えてしまうことです。
早起き、勉強、筋トレ、副業。
どれも悪いものではないのですが、すでにいっぱいの皿に、さらに盛り付けている状態になりやすいです。
その結果、数日で皿から溢れて、「やっぱり自分は続かない」と落ち込んでしまう。
行動のレイヤーで大事なのは、
何を足すかより先に、何を減らすかを決めることです。
たとえば、次のような小さな選び直しは、立派な「自分の人生に集中する行動」です。
- 寝る前の1時間を、まるごと変えようとしない
→ まずは最初の10分だけ、スマホを手に取らずに、今日一日の振り返りに充ててみる。 - いきなり週7で運動を始めない
→ 週1回、帰宅途中に一駅だけ歩く日を決める。 - 土日のすべてを予定で埋めない
→ 半日だけ、「誰とも会わない時間」をカレンダーに入れてしまう。
ここまで読めたら、今週どこかで
この10分だけは、自分の未来のために使う
という時間を、一つだけ決めてみてほしいです。
増やすのではなく、削って空ける。
その感覚を、小さく体験していくことが、他人軸から離れる最初の筋トレになります。
心のレイヤー 比較から観察への問い直し
自分の人生に集中するうえで、心の中の問いを変えることは、とても大きな影響を持ちます。
他人軸が強いとき、心の中ではこんな問いかけが回り続けています。
- あの人に比べて、自分は遅れていないか
- これをやって、変に思われないか
- もっとできる人なら、どうするだろうか
これらはすべて、「他人を基準にした採点の問い」です。
この問いを続ける限り、自分の人生に集中することは難しくなります。
心のレイヤーでやりたいのは、問いを比較から観察へシフトさせることです。
たとえば、こんな問いに置き換えていきます。
- きょう一日で、自分が手を動かしたのはどの瞬間だったか
- 本当はやりたくなかったのに、合わせてしまった場面はどこだったか
- 楽しかった、ちょっと誇らしかったと感じたのは、どの時間帯だったか
どれも、「他人と比べてどうか」ではなく、「自分がどう感じたか」「自分が何をしたか」にピントを合わせています。
この問いを寝る前の数分だけでも回してみると、少しずつ、自分の人生の輪郭が見えやすくなっていきます。
最初からきれいに言葉にできなくても大丈夫です。
頭の中でモヤッとしたままでも、「自分の一日を、自分の視点で振り返ろうとしている」という行為そのものが、自分の人生に集中する練習になっています。
環境のレイヤー 目に入るものと関わる人を静かに調整する
最後は、環境です。
自分の人生に集中しようとしても、常に視界に他人の情報ばかり飛び込んできたら、意識を保つのはかなりの重労働になります。
環境のレイヤーでできることは、派手な引っ越しや転職だけではありません。
例えば、こんな小さな調整でも立派な環境の変更です。
- スマホのホーム画面から、特に心がざわつきやすいアプリを一段奥に移動する
- ベッドの近くではなく、机の上に充電場所を変える
- 休日の午前中だけは、「会うと自分を見失いやすい相手」との予定を入れないようにする
- 自分の気持ちを素直に話せる人との連絡を、意識的に少し増やしてみる
環境を変えるときに大事なのは、
自分が楽になる方向に変えていいという許可を、自分に出すことです。
たとえ誰にも理解されなくても、自分が自分の人生に戻りやすくなるなら、その環境調整には十分な意味があります。
誰かに説明しなくてはいけない変化だけが正解ではありません。
自分だけが気づいている、小さな環境の工夫も、ちゃんと人生の舵を切っています。
ノイズを減らすために「やめること」を選ぶ
ここまで、行動・心・環境の三つから、自分の人生に集中する感覚を見てきました。
次のステップは、その中からやめることを一つ選ぶことです。
自分の人生に集中することは、何かを足して自分を盛ることではなく、
自分を薄めているものを少しずつ減らしていく作業に近いです。
候補を出すときは、こんな視点で洗い出してみてください。
- 終わったあと、ほとんど達成感が残らないのに、時間だけが消えている行動
- 会ったあと、妙な自己否定だけが増えている関わり方
- やる前から、本当はやりたくないと薄々感じているのに、断れない習慣
いきなり全部をやめる必要はありません。
むしろ、一つだけ選ぶほうが、景色は変わりやすいです。
ここで一度、選ぶ基準を箇条書きで整理しておきます。
- 一人で完結できるもの
- 今日からでも減らせるもの
- 減らしたときに、時間か心の余白が生まれそうなもの
- やめられたら、自分を少し誇らしく思えそうなもの
この条件にだいたい当てはまるものを一つだけ選んでみてください。
それが、他人軸から離れ、自分の人生に集中するための最初の一歩になります。
ここまで読み進めてきたあなただったら、きっと一つくらい、「本当は手放したいけれど、なんとなく握りしめているもの」が思い浮かんでいるはずです。
その感覚を、大事にしてあげてほしいです。
よくある疑問とつまずきへのQ&A
ここからは、ここまで読んできた中で浮かびやすい疑問や不安を、いくつか一緒に整理しておきます。
自分に当てはまりそうなものだけ読んでもらっても大丈夫です。
自分の人生に集中すると、自己中心的になってしまわない?
自分の人生に集中すると聞くと、周りを切り捨てることをイメージして怖くなることがあります。
でも実際には、自分の人生に集中できている人ほど、他人の境界も尊重しやすくなるとぼくは感じています。
自分を犠牲にしてばかりいると、心のどこかで「こんなに我慢しているのに」という気持ちが溜まりやすくなります。
それが別の場面で爆発してしまったり、相手に見えない形で冷たく当たってしまったりする。
これは、一見優しくしているようで、自分の人生にも相手の人生にも集中できていない状態です。
自分の人生に集中するとは、
「ここから先は自分の領域」「ここから先は相手の領域」という線を、静かに引き直すことです。
その線があるからこそ、お互いの選択を尊重できる余白が生まれます。
家族や仕事の期待が強くて、自分のことばかり優先するのは罪悪感があります
家族や職場の期待の中で生きていると、自分のために時間を使うこと自体が悪いことのように感じる瞬間がありますよね。
この感覚を無視して、急に全部自分優先に振り切ろうとすると、心の中で反動が起きやすいです。
ここで意識したいのは、比率を少し変えるという発想です。
一日のうち、ほとんどを他人のために使っているなら、そのうちの15分だけを自分のために戻してみる。
休日の予定も、すべて他人との約束で埋めているなら、月に一度だけ「自分とだけ会う日」を入れてみる。
罪悪感は、急には消えません。
でも、「この時間を自分のために使った結果、少し余裕が戻った」「そのおかげで、前より穏やかに人と接することができた」と体感できると、
少しずつ、罪悪感ではなく納得感が増えていきます。
何度も決意しては挫折してきたけれど、また始めても意味はある?
今度こそ自分を大事にしよう、自分の人生を生きようと決めたのに、気づけばまた他人のことばかり気にしている。
そんな自分にがっかりしている人も多いと思います。
ここで一つだけ、視点を変えてみてほしいことがあります。
それは、挫折の回数は失敗の数だけではなく、自分の人生に戻ろうとした回数でもあるということです。
うまくいかなかった要因を見直すのは大事です。
でも同時に、そのときの自分なりに本気で戻ろうとしたという事実も、ちゃんと残っています。
その積み重ねがあるからこそ、今この文章を読んでいるのだと思います。
今回、違うのは、「やること」ではなく「やめること」から始める点です。
前回までとはスタートラインが違うので、同じ道をなぞるわけではありません。
挫折の記憶ごと、自分の人生の一部として持ち帰っていきましょう。
集中したい自分の人生がそもそもぼやけています
自分の人生に集中しようと言われても、その自分の人生がぼんやりしていると、何に集中すればいいのか分からなくなりますよね。
将来の夢や大きな目標がはっきりしていなくても、大丈夫です。
こういうときは、遠い未来ではなく、今日と明日の自分に集中するところから始めてみてほしいです。
たとえば、
- 今日の自分が、少しだけ楽になることは何か
- 明日の自分が、きょうの自分ありがとうと言える行動は何か
この二つを考えるだけでも、十分です。
それを毎日少しずつ続けていくと、数週間後、数か月後に振り返ったとき、
「あれ、意外と自分の人生の輪郭が見えてきたかもしれない」と感じる瞬間がやってきます。
他人の成功話やキャリアを見ると、焦りだけが増えてしまいます
誰かの成功ストーリーやキラキラした日常を見て、
なれなかった自分を責めるための材料にしてしまうことがあります。
これも、他人の物語にピントが合いすぎている状態の一つです。
ここで使える一つの工夫は、見る時間と見方を決めてしまうことです。
たとえば、
- 夜寝る前には見ない
- 朝の10分だけ、参考になるポイントを一つだけ探す時間として見る
- 見たあと、自分の一歩に翻訳するメモを一行だけ書く
このルールをつけることで、他人の情報が「自分を傷つける材料」から「自分の選択肢を広げるヒント」に変わっていきます。
それでもしんどいときは、一度距離を置いてもかまいません。
自分の人生に集中するために、情報との距離を調整することは、とても健全な選択です。
まとめ 今日から始める自分の人生に集中する一つの行動
ここまで読んでくれている時点で、あなたはもう、自分の人生にちゃんと関心を向けている人です。
他人の人生だけを眺めているのが楽なら、この文章はきっと途中で閉じられていました。
最後に、今日からできる一つの行動を、一緒に決めて終わりたいと思います。
この記事でずっと伝えてきたことを、あらためて短くまとめると、こうなります。
- 自分の人生に集中するとは、世界を変えることではなく、ピントを自分に戻すこと
- 他人軸から離れると、同じ景色でも意味と温度が変わる
- 行動・心・環境の三つから、自分の人生に戻りやすい形に少しずつ整えていける
- その入り口として、「やること」ではなく「やめること」を一つ選ぶのが現実的
ここまで読んだうえで、
自分の人生に集中するために、今日からやめてみたいこと
を、一つだけ心の中で選んでみてください。
迷うときは、次の基準をそっと思い出してもらえたら嬉しいです。
- 一人で完結できる
- 今日からでも減らせる
- 減らしたら、時間か心の余白が少し生まれそう
- やめられたときに、自分をちょっと誇らしく思えそう
どれを選んでも、正解です。
大事なのは、他人がどう思うかではなく、自分がどうありたいかに沿って選ぶことです。
きょう、スマホを閉じる時間を10分だけ早める。
乗り気でない誘いに、一度だけやんわり断りを入れてみる。
寝る前の自分責めタイムを、「今日はここまでよくやった」と一言だけ変えてみる。
そのどれもが、ちゃんと自分の人生に集中する一歩です。
一歩だけでは景色は変わらないように見えるかもしれません。
でも、その一歩を踏み続けてふと振り返ったとき、
「あ、前よりも世界が少し優しく見えるな」と感じる瞬間は、必ずやってきます。
そのとき、あなたの視界の真ん中には、ちゃんとあなた自身が立っています。
その景色を一緒に見られる日を、ぼくは楽しみにしています。





