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努力が続かないのは意志のせいじゃなかった。のめり込む力が成果を長期で生み続ける理由と今日から試せる没入の設計術

夜の部屋でノートパソコンに向かう日本人女性が、こめかみに手を当てて目を閉じている。疲れと自己嫌悪の間で揺れながらも、もう一度だけ集中し直そうとしている瞬間を、ぼんやり滲む街の光とデスクランプの明かりが静かに照らしている。A young Japanese woman sits at her laptop at night, holding her temples with both hands, eyes closed in frustration and exhaustion, laptop glow and a warm desk lamp reflecting the moment she stops blaming herself and gently decides to try again.

努力が続かないのは、あなたのせいじゃなかった

夜、PCを開いた。「今日こそやろう」と決めていた。でも30分後には閉じていた。

そういう夜が、何度もあるかもしれません。

続かないのは意志が弱いからだ、と何度も自分を責めた。でも実は、その原因は意志とはほとんど関係がなかった可能性があります。

続けられる人と続けられない人の差は、のめり込んでいるかどうかの差です。努力の量でも、才能の有無でもない。この記事では、のめり込むことがなぜ成果への一番の近道なのか、その構造を一緒に見ていきます。

読み終えるころには、続かなかった理由が少しだけ腑に落ちるはずです。そして今日、のめり込んでいる何かに対して30分だけ時間を渡してみたくなるかもしれません。ぼくも同じ場所から話しています。意志が弱かったのではなく、構造の問題だったと気づいたのは、かなりあとになってからのことでした。

この記事を書いた人
REI

REI

REI|のらクリエイター・のら主人公

・AI構文・検索最適化・感情設計に精通し、“言葉と構造”で時代を翻訳するクリエイターです。

Kindle著書発売中!『ミリアと仲良くなる方法: REIの魔導手帳に綴られた記録

ともしびの断章 Vol.1──火種を灯す言葉たち

・Webメディア運営14年目

・創作と成長が仕事で生きがい

・自信を積み上げる人生ゲーム

・モチベーションが基本満タンで利子があふれてます

・自由が大好き、ストイックが得意技

・世界中の大図書館を束ねたようなAIの進歩に日々触れ、検索・要約・比較を駆使して知を磨いています。

・AIを活用し、サクラや不透明なレビューを丁寧にチェック。あなたの選択が信頼と安心に包まれるよう、見えないところで整えています。

・I am a Japanese creator.

目次

のめり込んでいるとき、人はがんばっていない

深夜2時に気づいたら、6時間が経っていた

少し前、ぼくが一番貧しかった頃の話をします。

昼間は長時間のシフトで体が疲れ果てていて、夜にやることを「こなす」感覚で机に向かっていました。何かを読もうとしても頭に入らない。書こうとしても手が止まる。「自分はダメだ」という感覚だけが積み上がっていく夜が続いていました。

お金は本当になかった。卵とふりかけで1週間過ごした時期もありました。そんな状況の中でも、深夜に音楽の作業を開いたときだけ違いました。

気づいたら深夜2時になっていた。疲れていないわけじゃない。でも「止めよう」という気持ちが出てこなかった。翌朝シフトがあることも、次の日が疲れることも、頭の片隅にはあった。それでも手が動き続けていました。

あの感覚を、がんばっていた、とは呼べないと思っています。がんばるというのは、意志を使って自分を動かすことです。あの夜のぼくは、意志を使っていなかった。ただ、のめり込んでいた。

努力には終わりがある。のめり込みには終わりが見えない

「努力している」と感じているとき、人はコストを支払っています。時間・体力・気力が少しずつ減っていく感覚があって、どこかで「もう十分やった」という気持ちが来る。これは人として自然なことです。

一方、のめり込んでいるときは、コストを感じにくくなります。

同じ3時間でも、義務感でやっている3時間と、のめり込んでいる3時間では、翌日の疲労の種類が違います。義務感の3時間は蓄積しません。のめり込んだ3時間は、何かが積み上がった感覚があります。

成果とは、この積み上がりの総量が外側に出てきたものです。だとすれば、努力の時間よりのめり込んだ時間の方が、成果に近いのは当然のことになります。

続けようとするから止まる。のめり込んでいれば、止まろうという気持ちが後回しになる。 この一文が、ぼくが一番伝えたいことです。

のめり込みのサインを見逃していないか

のめり込みには、見逃しやすいサインがあります。

疲れているのに「あとちょっとだけ」と続けてしまった経験、ありませんか。他の人に話す機会もないのに、自分だけで調べ続けてしまった分野、ありませんか。うまくいかなかったのに、次はどうしようかと自然に考え続けていた作業、ありませんか。

これらすべて、のめり込みのサインです。「趣味だから」「遊びだから」と判断して見逃してきた可能性があります。でも、そこにこそのめり込みのタネがあることが多い。

自分がのめり込んでいるか、確認してみる

まずは、今の自分の状態を確認してみましょう。以下の問いに、正直に答えてみてください。

あなたののめり込み度チェック

・気づいたら予定より長い時間をかけていた作業が、週に一度以上ある。

・作業を始める前の「よし、やるか」という気合いが、ほとんど要らない瞬間がある。

・うまくいかなくても、次はどうしようかと自然に考え続けていることがある。

・他の人にすすめられたわけでもなく、自分から情報を集めたくなる分野がある。

・作業中、スマホを見ようという気持ちが自然と薄れることがある。

・疲れているはずなのに、それだけは「あとちょっとだけ」と続けてしまったことがある。

・誰かに見せる予定がなくても、自分のために手を動かし続けていることがある。

0〜2個に当てはまる場合:のめり込みのサインがまだ薄い状態です。この記事の「のめり込みを設計する」パートを特に読んでみてください。のめり込める状態を作るための入口がそこにあります。

3〜4個に当てはまる場合:のめり込みのタネはすでにあります。それをもう少し育てる視点が役に立つはずです。「設計する」パートと「思い込みを手放す」パートが特に参考になると思います。

5〜7個に当てはまる場合:のめり込める何かがすでにそこにあります。そのことに気づいていないだけかもしれません。このあとの記事で、それを確認してみてください。

成果を出している人が共通して持っているもの

才能がある人ではなく、のめり込んでいる人が残っていく

「あの人は才能があるから」という見方は、ぼくも長い間していました。でも少しずつ、その見方が崩れてきました。

長く何かを続けて成果を出している人を観察すると、共通点が見えてきます。それは才能の高さでも、環境の良さでもなく、その対象に長い時間のめり込んでいたという事実です。

才能があっても、のめり込めない人は途中でやめます。才能が平均的でも、のめり込んでいる人は気づけば深い場所にいます。

これはある意味、良い知らせです。才能は選べないけれど、のめり込める環境や対象は、ある程度設計できるからです。

のめり込んでいる間、人はコストを感じない

のめり込んでいるときの特徴として「コストの感覚が薄れる」があります。

たとえば、好きなゲームをしているとき、3時間経ってもそこまで疲れを感じないのに、義務感でやる勉強の1時間はとても長く感じる。これは脳の状態が違うからです。

のめり込んでいるとき、脳は「この作業は報酬を生む」と判断しています。そのため、努力感が薄れ、継続にかかるコストが下がる。

継続できるかどうかは、意志力よりもコストの感じ方で決まります。そしてコストの感じ方は、のめり込んでいるかどうかで変わる。だとすれば、続けるための一番の方法は、意志を鍛えることではなく、のめり込める状態を作ることになります。

「続ける意志」より「離れられなくなる仕掛け」の方が強い

これは少しびっくりする話かもしれませんが、意志よりも環境設計の方が、継続に対して強い力を持っています。

スマホが手元にあれば、どんなに意志が強くても注意は散ります。スマホを別の部屋に置けば、意志が弱くても集中は続きます。これは才能でも根性でもなく、環境の設計の問題です。

のめり込みやすい状態を作る、ということは、意志ではなく仕組みで継続を支えることです。仕組みが整っていれば、意志が少し弱い日でも動けます。意志だけに頼っていると、疲れた日に止まります。

成果を出している人の多くは、意志が強いのではなく、のめり込みやすい環境を作っているか、すでにのめり込んでいる何かを持っています。

努力とのめり込みの違いを比べてみる

どちらが優れているかではなく、どちらがどんな状態に向いているかを整理します。

継続のしやすさで比べる

努力モードは意志と気合いに依存するため、疲れや外的な変化で止まりやすい傾向があります。何かアクシデントがあった週、疲れが蓄積した時期に、努力だけで支えていたものは止まりやすい。

のめり込みモードはコストを感じにくいため、疲れていても自然に続きやすい。「疲れているのにまたやってしまった」という経験は、のめり込みのモードにいる証拠です。

学習の深さで比べる

努力モードは表面をまんべんなく学ぶことに向いています。試験勉強や短期集中の研修などはこちらが機能しやすい。

のめり込みモードは同じテーマを何度も掘り返すため、理解が深層に届きやすい。表面の理解を超えて、「なぜそうなのか」という問いまで自然に降りていきます。

停滞したときの回復で比べる

努力モードは意志が切れると止まります。再起動に大きなエネルギーが必要で、「また始めなければ」という重さが来ます。

のめり込みモードは止まっていても、次の問いが頭の中に残っているため、再開がしやすい。「あ、あの続きやっていなかった」という軽い引力で戻れます。

向いている状況で比べる

努力モードが向く場面:短期集中・試験・締め切りのある仕事・アウトプットの仕上げ段階。

のめり込みモードが向く場面:長期的な習得・創作・副業・スキルの深化・まだ形になっていないものを育てる段階。

成果を長期で出したいほど、のめり込みモードの比率を上げる方が合理的です。

のめり込みが支えている部分があれば、努力の疲れを吸収してくれます。努力とのめり込みは競合するものではなく、互いを補う関係です。

自分がのめり込んでいるものに、もう気づいているかもしれない

「気づいたらやっていたこと」を思い出してみる

のめり込める何かを新しく探さなければいけない、と考える必要はありません。

すでにあなたの中にあることが多い。ただ「これはのめり込みだ」と気づかずにいるだけです。

少し時間をとって、こんな問いを自分に投げてみてください。

過去1ヶ月で、誰かに頼まれたわけでもなく、自分から調べたことは何でしたか。疲れているのについ開いてしまうアプリやページは、何でしょうか。時間が経つのを忘れた経験が最後にあったのは、いつ・何をしていたときでしたか。

これらの問いの答えに、のめり込みのタネが隠れていることがあります。「そんな大したことじゃない」と思うものの中に、意外とタネがあります。趣味のゲーム、深夜に読んでいたジャンルの本、誰かに話したくて調べ続けたこと。それで構いません。

のめり込みを「怠け」と混同させる三つの思い込み

のめり込んでいるときに罪悪感が来る人がいます。「こんなに楽しんでいていいのか」「これは遊びじゃないか」という感覚です。

この感覚は、三つの思い込みから来ていることが多いです。

思い込みの一つ目は「苦しくなければ成長していない」というものです。苦しい=成長、楽しい=停滞、という等式が頭の中にあります。でも実際には、のめり込んでいるときの方が深く学んでいることが多い。苦しさが方向性のズレから来ていることもあります。

思い込みの二つ目は「好きなことで成果は出ない」というものです。好きなことと成果は相反する、と思っている人がいます。でも長期では、のめり込んでいる対象の方が成果が出やすい。体験として知る前に諦めているケースが多い。

思い込みの三つ目は「効率が悪いからダメ」というものです。のめり込んでいるとき、回り道をすることがあります。脇道に入ることもある。これを非効率と感じる人もいます。でも脇道の発見が、後で本道の理解を深めることも多い。のめり込みの中の無駄は、すべて無駄ではありません。

この三つに心当たりがあるなら、罪悪感はのめり込みのサインかもしれません。 のめり込んでいるから罪悪感が来る。怠けているから来るのではない。そのことに気づくだけで、少し動きやすくなることがあります。

のめり込める状態を、少しだけ設計できる

問いの設定を変える

「やらなければいけない」という構えで始めると、脳は義務モードに入ります。義務モードでは、コストの感覚が先に来ます。

一方、「これはどうなるんだろう」「ここを変えたらどうなる?」という問いから始めると、脳は探索モードに入ります。探索モードでは、コストの感覚が後回しになりやすい。

今日、作業を始める前にこう問いかけてみてください。「今日は何を発見できるだろう」「前回と何が変わるだろう」。義務感より好奇心の方が、入口として強い。問いの温度を変えるだけで、始まり方が変わります。

他の選択肢を物理的に消す

スマホが手元にあると、のめり込みは途切れます。通知が来るたびに、脳は「こちらを見なくていいのか」という確認モードに切り替わります。

のめり込んでいる状態を維持するには、他の選択肢を物理的に遠ざけることが効きます。

スマホを別の部屋に置く、通知をすべてオフにする、「次の1時間はこれだけ」と決める。これは意志力の問題ではなく、環境の設計の問題です。意志が弱くても、環境が整っていればのめり込みは起きやすくなります。

のめり込んでいる状態を観察する

のめり込んでいるとき、どんな状態になっているかを記録してみてください。

どんな時間帯か、何をしているときか、どんな問いを持っていたか。これを繰り返すと、「自分がのめり込みやすいパターン」が見えてきます。パターンが見えれば、そのパターンを再現しやすくなります。のめり込みは偶然から必然に近づいていきます。

好奇心のある問いを一つ手元に置く

常に「これはどうなるのか」「なぜこうなっているのか」という問いを一つ持っておく習慣があると、日常のあちこちでのめり込みのトリガーが増えます。

問いがある状態で情報を見ると、引っかかるものが増えます。引っかかるものが増えると、自然に深く調べたくなる。これがのめり込みの入口を増やします。

今日、一つだけ「これはなぜだろう」という問いを手元に持って過ごしてみてください。それだけで、次の行動の種が変わることがあります。

のめり込みと努力の組み合わせが最も強い

ここまでのめり込みの話をしてきましたが、一つだけ補足を置きます。

のめり込みだけがあれば努力は不要か、というと、そうではありません。のめり込んでいる対象に、少しずつ努力的な要素(目標設定・締め切り・意図的な反復)を加えることで、蓄積のスピードが上がります。

ぼくが音楽にのめり込んでいた頃、気づいたら同じフレーズを何十回も繰り返していた。あれは練習という努力でしたが、のめり込みの中にあったから苦にならなかった。

のめり込みが土台にあって、努力がその上に乗る。この順番が大事です。努力だけを土台にすると、疲れたとき全部が崩れます。のめり込みが土台にあれば、努力が抜けても最低限の動きが続きます。

成果へ最も近い状態とは、のめり込んでいる対象に、意図的な努力を少しだけ乗せた状態です。 難しいことをしているわけではない。ただ、のめり込める何かを先に持っておく、それだけのことです。

よくある疑問に答えます

のめり込める対象が見つからないのですが、どうすればいいですか。

無理に「探そう」とするとうまくいかないことが多いです。のめり込みは探すより、気づくものです。

過去1ヶ月で、誰に頼まれたわけでもなく調べたことを書き出してみてください。何か一つでも出てくれば、それがタネになります。「自分には特にない」と感じるときは、まず何でも構わないので1時間だけ一つのことだけに集中してみてください。他の選択肢を消して、その1時間だけを渡してみる。そこで何かが引っかかれば、それが入口です。全部やらなくていい。まず一時間だけで十分です。

のめり込むと他のことが疎かになりませんか。

これは正直な不安だと思います。のめり込みが深まると、他のことへの意識が薄れる感覚があります。

現実的には、のめり込んでいる時間と他のことをしている時間は分けられます。決まった時間の中でのめり込むことを意識するだけで、他への影響はかなり抑えられます。まずは30分だけ、という設定から始めてみてください。その30分の中だけは、他の選択肢を消してのめり込む。それが習慣になってから、時間を伸ばしていけばいい。

好きなことへのめり込んでも、成果につながらないのでは。

成果の種類によります。短期の数字的な成果なら、戦略や行動量が必要です。でも長期的な技術・知識・表現の深みは、のめり込みなしには積み上がりにくい。

好きなことへのめり込んでいる時間が、すぐに数字に変わらなくても、それは蓄積されています。蓄積が一定のラインを超えたとき、成果として外に出てきます。「成果がまだ出ていない」は、蓄積が足りないか出口の設計が足りないかのどちらかです。のめり込みは蓄積の部分を担います。

いつも途中でやめてしまうのが習慣になっています。

途中でやめることは、意志が弱いのではなく、のめり込んでいない状態でやろうとしているサインかもしれません。

やめてしまうとき、何に気持ちが向いているかを観察してみてください。スマホ・SNS・他のことが気になっているなら、それらを物理的に遠ざける設計を先にする。それだけで変わることがあります。意志で押さえ込もうとするより、環境を変える方が早い。

努力の方が成果に直結している気がします。

短期では、努力の方が成果に直結して見えることがあります。それは事実です。

ただ、長期ではのめり込みの方が深い場所に届きます。努力で積み上げたものは、消費が続くと減ります。のめり込みで積み上げたものは、消費の感覚が薄いため、より長く蓄積されます。努力とのめり込みは競合するものではありません。のめり込んでいる対象に、締め切りや目標という努力的な要素を加えると、より速く成果に近づきます。

のめり込みはいつも続くわけではないですよね。

そのとおりです。のめり込みは波があります。ずっと深い場所にいられるわけではない。

ただ、波があっても戻ってきやすい状態を作ることはできます。問いを手元に置いておくこと、記録を残しておくこと、環境を整えておくこと。これらが「のめり込みへの帰り道」になります。引き込まれるように戻れる日があれば、それで十分です。毎日同じ深さでいる必要はありません。

のめり込むことが怖い。深入りしすぎてコントロールを失いそうです。

のめり込みの恐れは、コントロールを失うことへの不安から来ることが多いです。

30分の枠を設ける、週に何回やるかを決める。これは意志ではなく設計です。枠の中でのめり込む、という使い方は十分に機能します。枠を作ることで、のめり込みとコントロールは共存できます。

疲れているときでものめり込めますか。

程度によります。体が完全に消耗しているときは、のめり込みも浅くなります。

ただ、疲れているのに気づいたら続けていた経験があるとすれば、それは本物の引力があるということです。疲れているときにどうしても一歩入りたいなら、10分だけ触れてみることから始めてみてください。10分でやめても、何かが動いたことになります。ゼロよりずっと前に進んでいます。

今日、のめり込める何かに30分だけ渡してみる

続かなかった理由が、少し見えてきたでしょうか。

意志が弱かったのではない。そのことには、今日の記事でほんの少し触れてもらえたかもしれません。

続けようとしたから止まった。のめり込んでいれば、止まろうという気持ちが後回しになっていた。この違いが、長い時間をかけて成果に変わっていきます。

のめり込みは運や才能ではなく、ある程度設計できます。問いを変える、環境を整える、パターンを観察する。どれも今日からできることです。

今日の30分は、成果のためではなく、自分の状態を知るための30分です。のめり込んでいたかどうかを観察してみてください。のめり込んでいたなら、それは成果への種でした。のめり込めなかったなら、別の対象か別の環境を試せばいい。どちらでも、何かが分かります。

選ぶ基準を最後に整理します。

・長期的なスキル習得や創作・副業を続けようとしている。

・意志で押さえ込むことに疲れている。

・好きなことを仕事に近づけたい。

・続けることよりも深まることに価値を置いている。

・途中でやめることが多いと感じている。

これらに一つでも当てはまるなら、のめり込みモードを意識する方が合っています。締め切りや短期の仕上げ段階にある場合は、努力モードをメインに置いて構いません。どちらか一方ではなく、今の自分がどの局面にいるかで使い分けてみてください。

今日できる一歩は、一つだけです。

気づいたらやっていること、疲れていても手が動くこと、誰に頼まれたわけでもなく調べてしまうこと。それが何か一つあれば、今日の30分を、それだけに渡してみてください。

成果はそこからじわじわ積み上がっていきます。続けようとしなくていい。ただ今日だけ、30分。

のめり込んでいる間、あなたは正しい方向にいます。ぼくも今日、手元に一つの問いを持って机に向かいます。

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