ITエンジニアの転職面接で、いちばん大事なのは「話す才能」ではなく「準備と型」です。
プレゼンが得意じゃなくても、きちんと練習すれば通過率は変えられます。
夜遅く、会社のノートPCを閉じてベッドに倒れ込みながら、なんとなく転職サイトを眺めてしまうとき。
おすすめ求人を見つけて応募ボタンに指を伸ばしながら、ふと頭をよぎるのは「どうせまた面接で詰まるんだろうな」という嫌な予感だったりします。
この記事では、そのモヤモヤをちゃんと言葉にして、「どこが原因で」「どう直せるのか」「そのために模擬面接付きのエージェントをどう使うか」まで、一つの線にしていきます。
ゆっくり読み進めてもらえれば、「自分はなぜ面接が苦手なのか」と「これから何をすればいいか」が、今よりずっとクリアになるはずです。
目次
なぜエンジニアの転職面接はこんなに話しづらいのか
まず前提として、エンジニアの転職面接は、ちょっと構造がいびつです。
日常の仕事では、コードで語り、設計書で語り、レビューコメントで語ることがほとんどですよね。
どれも「文章」か「動くもの」です。
ところが面接になると、突然そういうアウトプットを封じられて、「口頭だけで、自分の価値を説明してください」と求められます。
技術的な話はできるのに、自己PRになると固まってしまうのは、そのギャップのせいです。
ぼくも前職時代、一次面接で「これまで一番頑張ったプロジェクトは?」と聞かれて、頭の中にGitのコミットログがダーッと流れたのに、口からは「えっと…だいたい色々やってきました」で終わってしまったことがあります。
エンジニアが面接で詰まりやすい理由を、少しだけ分解してみます。
- アウトプットの主戦場が「コード」であって、「会話」ではないから
普段はPRやissueに丁寧に書けば済む話を、数十秒の口頭でまとめる必要がある。 - 「何を言えば正解か」が見えづらいから
技術試験のように答えが決まっていない。面接官の好みや企業文化によっても期待値が変わる。 - 失敗経験が、そのままトラウマとして残りやすいから
一度大きく詰まると、「またやってしまうかも」という予期不安が、次の面接の手前からじわじわ湧いてくる。
ここまで読んで、少しでも「それ、わかる」と感じたなら、あなたの中で起きていることはかなり普通の反応です。
問題は、「自分がダメだから」ではなく、「自分がどのタイプの詰まり方をしているのか分かっていない」ことにあります。
次の章で、一度そこをハッキリさせましょう。
まずは自己診断。あなたはどの「話せないエンジニアタイプ」か
いきなり「面接が苦手です」と言っても、人によってつまずいている場所が違います。
ここでは、よくある3つのパターンに分けて、自分がどこに近いのかをざっくりチェックしてみてください。
棚卸し迷子タイプ
- 実務経験はそこそこあるのに、「何を強みにすればいいか」が分からない。
- プロジェクトでやったことを思い出そうとすると、「まあ普通に実装してました」としか出てこない。
- 職務経歴書も、「担当業務:〜を開発」レベルで止まりがち。
ストーリー設計迷子タイプ
- 細かいタスクや技術の話は出てくるけれど、全体像を順序立てて話すのが苦手。
- 面接で話しているうちに、「何の話をしていたんだっけ?」と自分でも迷子になる。
- 面接官から「それで、結果的にどうなったんですか?」とよく追い質問をされる。
想定問答迷子タイプ
- 「予想外の質問」が来ると、頭が真っ白になりやすい。
- 志望動機や転職理由を聞かれると、うまく言葉が出てこない。
- 想定質問集は読んでいるのに、実際の場面になるとアレンジできない。
ざっくりでいいので、どのタイプに一番近いかを決めたうえで、次のチェック表を見てみてください。
ここからは、今の状態をもう少し具体的に判定していきます。
「話せないエンジニアタイプ」チェック表
気になる項目にチェックを入れてみてください。
多く当てはまる列が、今のあなたのメインタイプに近いはずです。
| タイプ | こんなときに当てはまりやすいチェック項目 |
|---|---|
| 棚卸し迷子タイプ | ・自分の中では「普通の仕事」だと思っていて、話す価値がある実績だと感じていない ・「周りの優秀なエンジニアと比べると、自分は大したことがない」と思いやすい ・職務経歴書を書くときに、空欄のまま時間だけが過ぎる |
| ストーリー設計迷子タイプ | ・質問に答えようとして話し始めると、気づけば技術の細部ばかり説明している ・面接官の表情がだんだん固くなっていくように感じる ・話したあと、「結局何を伝えたかったんだっけ」と自分でもよく分からなくなる |
| 想定問答迷子タイプ | ・「何を聞かれるか分からない面接」が怖くてたまらない ・志望動機のテンプレを作ろうとしても、自分の言葉にならない感じがする ・過去の面接で、「えっと…」という沈黙が長く続いてしまった経験がある |
ざっくりと、
- 棚卸し迷子タイプに当てはまる項目が多い → そもそもの素材集めから見直す必要がある状態
- ストーリー設計迷子タイプに多い → 素材はあるのに、並べ方・話す順番で損をしている状態
- 想定問答迷子タイプに多い → 「その場で考える負担」を減らす準備が足りていない状態
だと考えてもらえれば大丈夫です。
ここで一度、自分のタイプをメモしておくと、後半の練習方法やエージェントの使い方を選びやすくなります。
エンジニアの転職面接で9割が詰まる3つのポイント
タイプのざっくり診断ができたところで、もう一歩だけ深く入ります。
ぼくが複数のエンジニア転職相談を見てきて、「ほぼ全員ここでつまずいているな」と感じるポイントは、次の3つです。
- 実績の「ストーリー化」ができていない
- 「ビジネス目線」の一言が足りない
- 「これから何をしたいか」がふわっとしている
順番に噛み砕いていきますね。
1. 実績の「ストーリー化」ができていない
面接でありがちなのが、
「〇〇の新規開発を担当していました。使用技術は〜で、〜を実装して、〜を改善しました。」
という「実績羅列モード」です。
もちろん間違ってはいないのですが、「そのプロジェクトで何が起きて、あなたがどう動き、どう変わったのか」というストーリーが抜けたままになりがちです。
面接官は、技術力だけでなく「この人と一緒に仕事ができるか」を見ています。
ストーリーがないと、「結局この人は、どんな場面で力を発揮するのか」が伝わりにくくなってしまうんですよね。
2. 「ビジネス目線」の一言が足りない
エンジニアとしては、「どれだけいい設計をしたか」「どれだけ効率的なコードを書いたか」が気になるところです。
でも、採用側の人たちは、
- 売上やコストにどう効いたのか
- チームや他部署との連携でどんな価値を出したのか
といった「ビジネスにとっての意味」を知りたがっています。
ここが一言でも入ると、話の印象がガラッと変わります。
3. 「これから何をしたいか」がふわっとしている
転職理由や志望動機のところで、
- 「より成長できる環境を求めて」
- 「スキルアップしたいと思い」
といった抽象的な言葉で終わってしまうケースも多いです。
悪いわけではありませんが、「それならうちじゃなくてもいいのでは?」と思われやすいポイントでもあります。
ここが少しでも具体的になっていると、
- どんな技術領域で
- どんな規模感のプロダクトで
- どんな役割を担っていきたいのか
が面接官の頭の中にイメージとして残りやすくなっていきます。
この3つのポイントは、どれも「話し方の才能」ではなく「準備の仕方」の問題です。
次の章では、ここをどうやって「伝わる話」に組み替えていくか、その型を一緒に組んでいきます。
「話せない」を「伝わる」に変える準備と練習の型
ここからは、具体的な準備と練習の話です。
ぼくがよく提案するのは、シンプルに次の3ステップに分けて考えるやり方です。
- 素材を集める(棚卸し)
- 話す順番を決める(ストーリー設計)
- 声に出して練習する(模擬面接 or 一人練習)
ステップ1:素材を集める(棚卸し)
棚卸し迷子タイプに特に効く部分です。
- 過去3〜5年で関わったプロジェクトを、ざっくり紙に書き出す
- その中で「大変だった」「印象に残っている」「うまくいかなかったけど学びが大きかった」ものに丸をつける
- 各プロジェクトについて、「誰と」「何を」「どうやって」「どうなったか」をメモする
このとき、「売上何%向上」などの綺麗な数字がなくても大丈夫です。
たとえば、
- 納期が厳しい中でも、仕様変更に対応しながらリリースした
- チーム内のレビュー体制を整えて、バグの検出タイミングが前倒しになった
といったレベルでも、面接の素材になります。
ステップ2:話す順番を決める(ストーリー設計)
次に、集めた素材から1〜2個を選んで、話す順番を決めます。
ここは、
- 背景(どんな状況だったか)
- 課題(何が問題だったか)
- 行動(自分はどう動いたか)
- 結果(どうなったか、何を学んだか)
のような骨組みを意識すると、かなり話しやすくなります。
ストーリー設計迷子タイプは、ここで「技術詳細をどこまで話すか」を絞るのがポイントです。
相手がエンジニアかどうかによって、深さを変える前提で「浅め版」「深め版」を作っておくと安心度が一気に上がります。
ステップ3:声に出して練習する(模擬面接 or 一人練習)
最後は、頭の中だけで完結させずに、実際に声に出して練習することです。
ここで初めて、「想定問答迷子タイプ」が自覚できることも多いです。
- 鏡の前やスマホの録音で、自分の話し方をチェックする
- 同僚や友人にお願いして、ざっくりと質問してもらう
- 転職エージェントの模擬面接を使って、プロ目線のフィードバックをもらう
特に、模擬面接では「自分では気づいていない口癖」や「話がズレるポイント」を教えてもらえるので、短時間での改善幅が大きくなります。
ここまでが、面接対策全体の「型」です。
次の章から、その型と相性がいい「模擬面接付きのエージェント」をどう使うかを整理していきます。
「話せないエンジニアタイプ」別の対策と、模擬面接の活かし方
ここでは、さきほどの3タイプごとに、「自力でできること」と「エージェントに頼ったほうが早い部分」を分けて整理します。
棚卸し迷子タイプの対策
- 自力でやるべきこと
- 過去のプロジェクトを書き出す時間を、まず1〜2時間だけでも確保する
- 自分が「当たり前だと思っているタスク」を全部書き出してみる
- エージェントに頼ると早い部分
- どの実績が「市場で評価されやすいか」を、一緒に選んでもらう
- 職務経歴書の書き方を、第三者目線で添削してもらう
ストーリー設計迷子タイプの対策
- 自力でやるべきこと
- 紙に「背景→課題→行動→結果」と4つの見出しを書いて、そこに箇条書きで埋める
- 同じエピソードを「1分版」「3分版」で話せるか試してみる
- エージェントに頼ると早い部分
- 話してみた内容のどこが分かりにくいか、プロの目線で指摘してもらう
- 面接官が特に気にするポイントを教えてもらう
想定問答迷子タイプの対策
- 自力でやるべきこと
- よくある質問リストを1つ用意し、自分なりの答えをメモする
- 志望動機・転職理由だけは、最低3回声に出して練習する
- エージェントに頼ると早い部分
- 実際の企業でよく聞かれる質問パターンを教えてもらう
- 自分の回答が「どう聞こえているか」のフィードバックをもらう
こうして見ると、「全部を自力でやる」ことも、「全部をエージェント任せにする」ことも、どちらも極端だと分かります。
次の章では、「自力+模擬面接付きエージェント」のバランスをイメージしやすいように、選択肢を横に並べて比較してみます。
模擬面接付きエージェントをどう使うか(比較表)
ここからは、実際の選択肢を整理するパートです。
「自力で頑張る」「一般的なエージェントを使う」「模擬面接に強いエージェントを使う」という3つをざっくり比較してみます。
面接対策の3つの選択肢を比較する
まずは一度、頭の中のモヤモヤをテーブルにしてみます。
| 選択肢 | 特徴 | 模擬面接 | サポート範囲 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 自力対策のみ | 本や記事、YouTubeを見て自分で練習する | 基本なし | 情報収集〜自己練習まで自分で完結 | 時間はあるが、営業されるのが苦手な人 |
| 一般的な転職エージェント | 求人紹介と書類添削がメイン。模擬面接はあっても回数が限られることが多い | 1回だけ or 実施なしの場合もある | 求人紹介/書類添削/日程調整など一通り | 面接にそこまで強い苦手意識はないが、効率よく転職したい人 |
| 模擬面接に強いエージェント(例:ITエンジニア向けのハイクラス転職エージェントなど) | ITエンジニアに特化し、面接対策にかなり時間を割いてくれるところもある | 回数制限なしで模擬面接をしてくれるサービスもある | 求人紹介+書類+面接対策+1Day選考会など | 面接への苦手意識が強く、「場数を踏んで慣れたい」人や「ハイクラス求人を狙いたい」人 |
たとえば、模擬面接の回数に制限がないタイプのエージェントTechGO(テックゴー)
のような、ITエンジニア向けのハイクラス転職エージェント)なら、
「本番前に何度も練習したい」「プレゼン慣れしていない」という人にとっては、かなり心強い選択肢になります。
一方で、「そもそもまだ転職するか決めていない」「まずは情報収集だけしたい」という段階なら、いきなり登録せずに自力対策から入るのも全然アリです。
ここまでで、「自分はどの選択肢に近いかな」と少しでもイメージが湧いてきたなら、候補を2つくらいまで絞っておくと、この後の話がさらに整理しやすくなります。
1Day選考会と通常選考の違いと、向いている人
面接が苦手なエンジニアにとって、最近よく耳にするのが「1Day選考会」のような仕組みです。
これは、土曜日などに1日かけて複数の面接を一気に終わらせるスタイルの選考で、人気企業がこの形式を採用していることもあります。
1Day選考会のメリット
- 平日に有給を取りにくい人でも受けやすい
現職が忙しくても、土曜日1日で完結するならスケジュール調整がしやすくなります。 - 短期間で内定まで進みやすい
一次〜最終の一部までをまとめて行うケースもあり、ダラダラと日程が延びづらいです。 - 企業側も「本気度の高い候補者」を集めやすい
ある程度選抜された候補者が集まる場なので、企業側の熱量も高いことが多いです。
1Day選考会の注意点
- 一日の集中力が求められる
複数の面接を連続で受けるため、体力・メンタル的な負荷はそれなりにあります。 - 準備不足で臨むと、立て直す時間が少ない
通常選考なら、一次の反省を二次に活かすこともできますが、1Dayでは一気に勝負がつくこともあります。
ITエンジニア向けのハイクラス転職エージェントの中には、こうした1Day選考会を定期的に開催しているところもあります。
模擬面接で準備を積んだうえで、1Day選考会に参加する、という流れが組めると、
- 練習で「話す型」を固める
- そのまま集中した状態で本番に臨む
という、かなり効率の良いルートを作ることができます。
「平日はどうしても動きづらい」「長期戦になると心が折れそう」という人は、1Day選考会を視野に入れてくれるエージェントを候補に入れておくと、選択肢が広がります。
費用・時間・メンタルコストの現実
ここまで読むと、「模擬面接や1Day選考会があるなら使ってみたいかも」と感じる一方で、
- 時間的にやり切れるか
- メンタル的に耐えられるか
- 料金やリスクはないのか
といった不安も出てくるはずです。
費用面のざっくりしたイメージ
一般的に、日本の転職エージェントは求職者側から料金を取らないモデルが主流です。
企業側が成功報酬を支払う形なので、
- 登録する
- 面談する
- 求人を紹介してもらう
- 模擬面接を受ける
といった段階では、基本的に料金はかかりません。
もちろん、サービスによっては例外もありうるので、最終的には公式ページで条件を確認しておくことが大事ですが、
少なくとも「後から高額請求される」のような構造ではないと思ってもらって大丈夫です。
時間・メンタルコストのリアル
ただし、時間とメンタルには、ちゃんとコストが乗ります。
- 忙しい中で、面談や模擬面接の時間を確保する必要がある
- 担当者との相性が合わないと、連絡がストレスになることもある
- 応募が増えるほど、落ちる可能性も当然出てくる
だからこそ、「どのタイミングで」「どのレベルまで」エージェントを活用するかは、自分の状態に合わせて決めていいポイントです。
次の章では、よくある具体的な疑問をQ&A形式で拾いながら、もう一段階イメージをクリアにしていきます。
よくある質問Q&A
ここからは、転職面接や模擬面接付きエージェントに関して、よく聞かれる質問をまとめていきます。
気になるところだけ拾い読みしてもらって大丈夫です。
面接が苦手でも、本当に変わりますか?
まず、いきなり「得意」までもっていく必要はないと思っています。
大事なのは、「自分の実績と考えを、最低限詰まらずに伝えられる状態」になれるかどうかです。
模擬面接や事前の練習で、
- よく詰まる質問を知る
- 言い換えパターンを持つ
- 沈黙したときのリカバリフレーズを用意する
このくらいまで整えておくだけでも、体感はかなり変わります。
もともと内向的な人でも、準備を積み重ねて「面接をなんとかこなせる人」になっている例はたくさんあります。
エージェントに登録したら、絶対に応募しないとダメですか?
そんなことはありません。
登録したあとで、
- 話してみたけれど、今はまだ動くべきタイミングではないと感じた
- 紹介される求人が、自分の希望とズレている
といった場合は、「今回は情報収集までにしておきたい」と正直に伝えて大丈夫です。
むしろ、きちんと理由を伝えたうえで一旦距離を置ける人のほうが、エージェント側からも信頼されやすい印象があります。
模擬面接は何回くらい受けるのが普通ですか?
「普通」という回数はありませんが、目安としては、
- 初回:今のまま一度話してみてフィードバックをもらう
- 2回目:フィードバックを踏まえて構成を修正し、もう一度通しで話す
- 3回目:本番前の最終調整として受ける
この3回で、かなり変化を感じる人が多いです。
模擬面接の回数制限がないエージェント(TechGoのようなサービス)であれば、
上記に加えて「志望度が高い企業ごとに1回」など、もう少し細かく調整することもできます。
まだ本気で転職を決めていないのですが、それでも相談していいですか?
「半年〜1年後に転職したい」という仮の前提で話すだけでも、得られるものはあります。
たとえば、
- 今の実績だと、どのレンジの求人が狙えそうか
- これから半年で積んでおくと有利な経験や技術は何か
などを聞いておくだけで、日々の仕事の優先順位のつけ方が変わります。
ただ、「今はどうしても時間もメンタルも余裕がない」という場合は、無理に動かず、この記事のチェック表やストーリー設計の部分だけ実践してみる、という止まり方も全然アリです。
申し込まないほうがいいケースはありますか?
あります。
- いま心身のコンディションが明らかに落ちていて、現職を続けるだけでもギリギリな状態
- プライベートの事情(介護・子育てなど)で、どう考えても転職活動を走らせる余力がない
- 転職さえすれば全部解決する、という期待が自分の中で大きくなりすぎている
こういうときは、一旦「転職活動そのものを始めない」という選択も守りになります。
そのうえで、今の仕事を少しだけラクにする打ち手を探すほうが、結果的に良いタイミングで転職しやすくなることも多いです。
複数のエージェントに登録しても大丈夫ですか?
基本的には問題ありません。
むしろ、
- 求人の幅を広げる
- 担当者との相性を比較する
という意味では、2〜3社に登録するのはよくあるパターンです。
ただ、その分だけ連絡や調整の手間も増えるので、
- メインで相談したいエージェント
- 情報収集のために様子を見たいエージェント
のように、役割を分けておくと混乱しにくくなります。
ここまで読んで、「今の自分はどこまで踏み込めそうか」が少し見えたら、最後にもう一度だけ、選び方を整理して締めくくります。
まとめ:今日の一歩と、模擬面接付きエージェントを選ぶ基準
最後に、「どんな状態のときに、どの選択肢を取るのが自然か」を箇条書きで整理します。
ここを読みながら、自分がどれに近いかをなんとなく当てはめてみてください。
模擬面接に強いエージェントを選ぶべき状態
- 面接での失敗経験が続いていて、「自己流でやっても変わる気がしない」と感じている
- チェック表でストーリー設計迷子タイプ or 想定問答迷子タイプに強く当てはまった
- ハイクラス求人(年収アップやITコンサル寄りなど)にも興味があり、本気で挑戦してみたい
- 1Day選考会など、短期決戦型のチャンスを活かしたい
一般的なエージェント+自力対策で十分な状態
- 過去の面接で、最低限は話せていた手応えがある
- 棚卸し迷子タイプに少し当てはまるが、素材を書き出せば何とか形になりそう
- 求人選びや年収交渉を手伝ってほしいが、面接に対して極端な苦手意識はない
- 1Day選考会のような集中型よりも、通常ペースでじっくり選びたい
まずは自力対策と情報収集からで良い状態
- 今の仕事や生活がかなり忙しく、転職活動の時間をほとんど取れない
- 心身のコンディションが落ちていて、「まずは休息や生活の立て直しが優先」と感じている
- 転職そのものがベストかどうか、まだ判断材料が足りないと感じている
- この記事を読んで、「チェック表とストーリー設計だけでも試してみようかな」と思えた
どの状態に当てはまっても、大事なのは「今の自分に合った一歩を選んでいい」ということです。
もし、この記事をここまで読んでみて、
- 面接のどこで詰まっているか
- どんな練習が自分に必要か
- そのうえでエージェントに何を頼みたいか
が少しでも言葉になってきたなら、あとはそのイメージに合うサービスを1つだけ選んで、公式ページで条件を確認してみてください。
それが、今日できるいちばん小さくて、でもちゃんと前に進む一歩だと思います。





